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KYOTO * 通訳

an interpreter in Kyoto:京都にて、駆け出し通訳者の日々。

声と喉のために:「大人のための絵本読み聞かせの会」

教員としても喉のケアは常に課題でしたが、通訳を志すようになって、「声」についてより丁寧な心配りをーー発声のパフォーマンスと喉のケアの両面でーーしなくちゃいけないな、と思うようになりました。 

 

そんな中、CAIS(通訳技能向上センター)で通訳者のための滑舌改善や発音の講座を担当しておられるボイストレーナーの轟美穂さんが、京都で『楽しんで読む、大人のための絵本読み聞かせの会』を開いていらっしゃることを知りました。「声」について学びたいし、「絵本」も大好きという私にぴったりの会ではありませんかー♫ ...というわけでさっそく参加してきました。
 
この会の趣旨は「心から楽しんで」声を出すこと。人のために読むというより、自分のために、好きな絵本、美しい絵本を読む。その作業の中で「自分らしい声」を見つけていくのだそうです。だから、この会での絵本読み聞かせはひとつの方法であって、決して「上手に読むための練習をする」という目的ではないのです。
 
今まであまり考えたことがありませんでしたが、確かに大人になると(特に話すことが仕事だったりすると) 普段、「求められる内容、必要な発声」といった「役割としての発声」にばかり気を使い、心から自分が楽しんで声を出すということが少ないかもしれません。 そういったことがストレスとなって、発声障害になってしまう人も多いようです。
 
それにしても、人に絵本を読んでもらったのなんて、何年ぶりでしょう...。
そのなんと心地よいこと。 
そして「ことば」の世界を愛する方々との交流は楽しいものです。
 
轟先生との会話を通して、私は意外とバランスを欠いた喉の使い方をする癖がついてしまっているのかもしれないという気づきもありました。
 
私も無知のまま、おそらく普通よりも喉を酷使してきてしまった方だと思うので、ここで今一度、自分の「商売道具」でもある声と喉についてちゃんと向き合っておきたいなと思っています。
 
一歩一歩進んでいくことを可能にしてくれる、いろんな出会いに今日も感謝。
 
※ちなみに私が読んだのは、子どもの頃からの大のお気に入り『からすのパンやさん』でした(^-^)♡
 
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